平成19年度 伊勢大神楽
泉州音百景
国指定重要無形民俗文化財
伊勢大神楽講社 山本勘太夫 組
| 平成十九年 土生神社 伊勢大神楽 ちらし (A4サイズ 片面インクジェット) 意匠 六覺千手 題字 山名正志 |
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![]() 伊勢大神楽奉納に寄せて |
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伊勢大神楽の太夫たちは、江戸時代以来、各地の村々を年に一度訪れて、神札を頒ち、獅子を舞って悪魔祓いを行なっている。 村人たちは昼食を接待するなど、太夫たち一行を丁重にもてなし、 鎮守社境内で奉納される総舞に、五穀豊饒・牛馬安全・大漁など、さまざまな願いを託した。 高度経済成長期以後、日本人の生活様式は大きく変化し、大都市近郊では村落共同体の崩壊も甚だしく、 それにともない価値観・倫理観も驚くほどに変わり、多様化した。そうした中、伊勢大神楽も後継者不足に悩まされ、 存亡の危機に瀕したこともあった。けれど幸いなことに、近年、日本の伝統文化が見直され、 伊勢大神楽でも若い力が着実に育ちつつある。 伊勢大神楽という、こんなにすばらしい、こんなに美しい、こんなに楽しい民俗芸能が伝承されていることを、 もっとたくさんの人が知れば、さらに多くの若者が飛び込んで来てくれるに違いない。 五年連続、岸城神社で伊勢大神楽・山本勘太夫組の総舞奉納を実現される「民の謡」をはじめ、 関係の方々に、心から大きな拍手を贈りたい。 北川 央(大阪城天守閣研究副主幹) |
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![]() 伊勢大神楽 |
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伊勢大神楽とは、獅子を舞いながら檀那場(だんなば)各戸に、かつては伊勢神宮、現在では伊勢大神楽講社の神札を配布してまわる人々 のことで、彼らの行なう芸能の総称でもあります。彼らは各戸で竈祓(かまどばらい)を行なう際に獅子を舞いますが、それ以外に特定村 落の鎮守社境内などで総舞と呼ばれる芸能を披露します。概ね曲目に「舞」と付くのが獅子舞、「曲」と付くのが放下(ほうか)と呼ばれ る曲芸で、曲目の合い間にはチャリと呼ばれる道化師と放下師とが万歳を演じます。 |
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![]() 伊勢大神楽講社 |
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伊勢大神楽は、国から重要無形民俗文化財の指定を受けた(宗)伊勢大神楽講社によって継承されており、講社は、現在、山本源太夫組・ 森本忠太夫組・山本勘太夫組・加藤菊太夫組・加藤源太夫組・石川源太夫組の六組で構成されています。毎年、十二月二十三日に、各組の 太夫(親方)が、増田神社(三重県桑名市太夫)に集まって「神講」と呼ばれる祭祀を執り行ない、翌二十四日に各組総出で神楽を奉納し 、二十五日には、一年間使用した獅子頭を清め、大晦日には各檀那場へ赴きます。一年を通して、各組受け持ちの檀那場を訪れ、各地域で は、いつの頃からか宿を世話する家、昼食を世話する家などが決まっており、伊勢大神楽と檀那場との深い信頼関係が伺えます。 伊勢大神楽講社HP ![]() http://www.ise-daikagura.or.jp/ |
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山本勘太夫組は、昭和六十一年に、「泉州場」「堺場」の各檀那場を伊藤森蔵組より譲り受けました。 この時に、以前より回檀していた「備中場」に要する日数の関係から、 岸和田周辺地域「和泉場」を回ることができませんでした。私たちは、「伊勢大神楽」の再訪を願っております。 今年も皆様のご協力のもと、「山本勘太夫組」を招聘し「伊勢大神楽」を奉納できることに感謝いたします。 民の謡 |
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| 〈お問合せ〉 土生神社 ![]() 〒595ー0805 大阪府泉北郡忠岡町忠岡東1-31-10 電話 072(426)7287 |